ステージ上の一等星へ
ステージの上で、一番輝いて見えるあなたへ。
ステージのどの場所にいても、どんな時でも。照明が当たっていても、そうでなくても。目が自然と追ってしまうのは、一番輝いて見えるのは、言葉にならない気持ちにさせてくれるのは。私にとっては、松田元太くん。あなたです。
あなたの好きな所を挙げ始めたら、きっとキリがない。紙が何枚あっても、どれだけペンのインクがあっても、何日あったって、足りないんだよ。キリがないんだけど、こんなおめでたい日だから少しだけ綴らせて下さい。
底なしに努力家な所。
与えられた仕事を、やるべき事を、限られた時間の中で、いくつも仕事が重なる中で、本番までに完璧に仕上げてくる所。
普通に大学生として過ごしているだけでも、仕事一本だけでも、片方でも十分に忙し過ぎるであろう日常を「出来るところまでやってみたい」と、両立を続けている事。
本当に負けず嫌いで、マイナスの側面を全く持たない所。
弱音吐かないよね。悔しかった事とかあんまり言わないよね。後々になって「あれがしんどかった」「ああいう事があって、こういう気持ちだった」とこぼす事はあっても、やる前に、やってる時に、「しんどい」とか「やめたい」とか言わない。
この世界に身を置いていたら、当たり前に出来ないといけない事なんだろうけど、それってね、凄い事なんですよ。
人間だから、辛い事もやめたくなる時もきっと普通にある。でも、元太くんって強い人で、表に出さないし、出さない事も何とも思っていない。マイナスの感情がないのかな?って心配になるくらい、プラスのエネルギーに溢れている。悔しさも涙も、全部前を向く力に変えてしまう。
自分の置かれている状況に、真正面から向き合う強さと、努力し続ける事をやめない力がある。
そして、それを「楽しい」って笑って言える所。
元太くんの底なしに努力家で、前向きで、笑って今を生きている所。
元太くんの中のプラスのエネルギーは物凄く強大で、それは元太くんの中だけに留まらなくて、取り巻く人や応援している人へまでも届いている。元太くんのそんな所に、元気をもらっている人がきっと沢山いる。
自分の目標を、今の夢を、口に出せる所。
この世界は半分言ったもん勝ちみたいな所があると思っている。
目標なり夢なり、なりたい姿を、欲しいものを公言できる力ってものすごく大きい。こうなりたい、こういう事をしてみたい。もっと、もっともっと、と。そういう想いを元太くんは、いつも断言する形で声に出す。
夢を叶えたい、じゃなくて。
叶うといいな、でもなくて。
叶う、って。
「Travis Japanと、松田元太の夢は、叶います。」って。言い切るんです。
自分の夢が叶うって、元太くんは信じて疑わない。他の誰よりも元太くん自身が、その未来に絶大な信頼を寄せている。自信過剰な訳ではない。向こう見ずな訳でもない。ちゃんとそれに見合う努力を重ねながら、虎視眈々と、その時を狙っている。
そして、それを口に出す事で、誰かがそれを見てくれる、聞いてくれる機会ができて、縁が生まれる。
夢を引き寄せる力を、元太くんは知らず知らずのうちに自分で作り出している。元太くんは、そういう縁を引き寄せることができる人で、元太くんを見ていると、言霊って本当にあるんだなと感じる。
作家の伊集院静さんの言葉で「差し伸べた手にしか葡萄は落ちてこない」というものがあって、これがとても好きなんですが。
葡萄の木の下で葡萄を見つめていても落ちてこないのと同じように、運や幸せは自分から手を差し伸べない限りやって来ないという意味。この言葉が、元太くんの生き方に限りなく近いような気がしている。
元太くんが口にした夢や目標はただの言葉ではなくて、元太くんを未来へ引っ張って行く切符みたいなものだ。
周りをよく見ている所。
スキンシップを取るのが上手で、人と距離を詰めるのも懐に入り込んで甘えるのもとても早いけど、人間関係における「相手の踏み込んで欲しくない場所に踏み込まない」事や、「誰かの大切にしているものを蔑ろにしない」事なんかの大切な部分を踏まえて相手に接しているし、踏み込んでも良いかきちんと距離を測ってる。
一見天真爛漫で根っからの陽キャ、ふざけてばかりで周りを見ていなさそうに思えて、きちんと周りを見ている。
Travis Japanを家に例えるなら、というインタビュー記事が好きで何度も読んでいるのだけれど、外から支えてくれる如恵留くんを屋根、守ってくれる宮近くんをホームセキュリティー、これがないと扉は開かないからとうみちゃんをドアノブ、暗い時の可愛さと天然さの大切さを理由にしめちゃんを間接照明、みんなを支えてくれるしーくんを床、隅々まで照らす松倉くんを暖色の照明、最年少だからみんなからイジられて踏み潰されるけど、みんなを上に送り出すものがないといけないからと自身を階段に例えた元太くん。
これ、サラッと答えてますがとてつもない観察眼です。よく見ているし、よく見ているだけではこの答えは出ないとも思う。元太くんが今まで生きてきた中で培われた感性があって初めて出る答えだからこそ、この元太くんの観察眼を大切にしていって欲しいなと感じる。
息を呑むほど多彩な表現力。
歌、ダンス、演技、文章、その他諸々。
どれを拾い上げても、どれを手に取っても、元太くんの表現力を「天才」という言葉にまとめてしまうのは、あまりにも稚拙で失礼な気さえする。
それでも言葉が追いつかないから、すぐに天才って言ってしまう。言ってしまってからいつも後悔する。
元太くんの天才は、いつだって底知れぬ努力の上に成り立っている。その努力と表現力に見合う言葉を、息を忘れるほどに惹きつけられるパフォーマンスに釣り合う日本語を、私は知らない。
前を強く見据えながら歌い、指先まで神経が通った、一瞬の手抜きもないダンスを踊って、見る者の心を揺さぶるような演技をして、とらまるで日々の事をあのねあのねと止めどなく話すように綴って、YouTubeやアイランドTVで笑って叫んでふざけて。
全部松田元太という人を表現する一つ一つの手段なんだけれど、ひとたび受け手に届くルートが変わるだけで、こんなにも異なる姿が見えてくる。
表現力もそうだけど、自分の魅せ方を本当によく理解しているアイドルだと思う。
今自分に何が求められているかを正確に理解しているし、投げられたボールをほぼ求められる方向に打ち返している。
愛される力が底なしな所。
どんな元太くんが好きですか?って聞かれたとして、両手じゃ足りないくらい無限にある。歌う元太くんも好きだし、踊る元太くんも好きだ。お芝居してる元太くんも大好きで、ふざけて遊んでる元太くんも、悔しくて泣いちゃう元太くんも、今までの元太くんもこれからの元太くんも全部好きなんだけど。
その全ての根底にある、愛される力がとてつもない元太くんが、一番好きかもしれない。
本当に愛されて育ってきた人だと感じる。人を惹きつけて離さない。一緒にお仕事してきた人を、一度でも自分を見てくれた人を、これから出会う人を、捉えて離さない力。
人だけじゃない、環境も未来も周囲のすべての愛を引き込む力。
元太くんは「引力の強いアイドル」だ。
愛される元太くんが好きだ。大好きな人たちに囲まれて、大好きな人たちの愛をたくさん受け止めて、たくさん愛されて育ってきた、両手に溢れんばかりの愛を抱えて笑う、元太くんが一番好きだ。
10代の多感な時期の9割をアイドルとして過ごしてくれた事。
前にも書いたけど、元太くんはアイドルじゃなくても大成するし、きっと他の道でも十二分にやっていける人です。宣言通りサッカー選手になっていただろうねと思えるほど。それでも笑ってアイドルを選び続けてくれた事。
常に、今が一番好きだと思わせてくれる事。
毎日毎日、ああもうこんなに好きで大丈夫かなと笑える位好きなんですけど、それでもまた明日にはもっと好きだと思わせてくれる。何度も何度も、また新しい元太くんに惚れ直す日々を生きている。
元太くんを好きでいた今までの日々は間違いなく宝物で、きっとこれからもそうなると確信できる。それは紛れもなく元太くんのおかげだよ。
大好きだよ。大好きだ。
本当は伝えたい気持ちなんか山のようにあるけれど、きっと全てを言葉に変えることが出来る日は来ない。それくらい膨大な「好き」を、また今日から少しずつ少しずつ、伝えさせて下さい。
今日も笑っていてね。
明日も元気でいてね。
それだけでいいよ。
そして、元太くんという一等星が、夢を叶え続ける瞬間の目撃者でありたいなと願う。
20歳、おめでとう。
松田元太くんの夢は、叶います。
2019.4.19.